故郷を訪ねて90里⑤ 清水園 〜無我の境地。400年引き継がれる殿様の庭〜

前回に引き続き、2022/6/7〜10 故郷・新潟へ帰省した思い出を振り返っていきます。
前回の記事らはこちらから↓

https://shiiya-fitness.com/category/%e6%96%b0%e6%bd%9f/

清水園を振り返る

清水園とは、
新発田市にある日本庭園です。
僕が新発田に帰省したら必ず寄りますが、
手入れされている松、池、芝が綺麗なのは勿論、
当時溝口氏が使用していた屋敷があり、
400年前の歴史を感じることができます。


↑屋敷の小上がりから見る池がホントに美しい。
美しいという言葉で片付けることは失礼だが、
それ以外の言葉で素晴らしさを伝えることは難しい。
400年前の溝口氏もこの景色を見て同じ気持ちになっていたと思う。
400年前の殿様が眺めていた景色は今の令和になっても同じ価値。
この価値を感じられることが凄く嬉しいことである。

妥協しない庭園づくり

そして、僕が最も清水園を推すポイントは
庭園整備の精度の高さ。
僕の趣味は庭園や公園めぐりで、これまでも様々な庭園を周ってきたが
良い庭園の特徴は、精度の高さと断言する。
精度とは、ずばり
庭園内での細かい電線や水道のホースなどを表面に出さないかということです。
僕くらいのマニアになると、どの様に運営されているかなどを庭園のポイントとして見てしまいますが、
清水園は細かいインフラが園内の自然が融合されている。
清水園から普通だったら、これくらい見えてても良いでしょ。という妥協は一切見えない。
絶妙の技術で表に出ず、隠れていることから京都の庭園(行ったことありませんが。。。)にも
負けていないと自負しています。
きっと、清水園を運営されている方には大変な労力があるのだろうが、
新潟県民らしく、それをアピールしていない。
ならば、僕がその隠れた良さを伝えていかなければと思いキーボードを叩いています。


最近は、庭園内でもオシャレなライトアップや屋台パーティなど
色々現代版の楽しみ方も増えてきているようですが、
テクノロジーは勿論のこと
SNSなんかで釣られてくる質が低い客が来ては、その場所の質が下がってしまいます。
質を如何に保ちながら、本来の自然を堪能できるユーザーを増やすことが大事だと感じるこの頃です。
僕が知る上で、最も最高な庭園は清水園です。
ここがガンガン値上げする分には賛成です。
この知る人ぞ知る最高の庭園が今後も客質、精度の質、運営の質を保って行ってほしいです。


清水園は無我の境地。

五十公野公園が野性味あふれるワイルドパーク。
新日レスラーで表すと
野人 中西学でしょうかね。

一方、清水園をレスラーで表すと、
文京区議会議員の西村修議員。

相手レスラーから首を締めても、
瞑想っぽいことをして耐える荒業を叩き出す無我の境地にたどり着いた数少ないレスラーだ。
清水園は、西村さんのようなマインドフルネス・ガーデンでしょうか。

https://www.youtube.com/shorts/G0UHOYXy7nI

自分の心の奥底の中に入り込み、
自分という一番身近であり遠い存在。
知っているようで知らないものを探しに行く。
巷で流行りのマインドフルネスや瞑想するには最適な庭園だ。
五十公野公園で身体を鍛えまくって、清水園で身を清め心を整える。
まさに、
新発田の自然で行うストレングス&コンディショニングの極みだ。

新潟及び新発田市はラーメン屋だけでなく、
修行の地としての極みの地だ。
修行の極みと言えば、
精神と時の部屋。

あえて名付けると、
野生と無我の庭でしょうかね。
今年夏の帰省でこの庭に入室する予定なので、
ワクワクが止まらない。

新たな超人ワールドが見えそう。

オラ、ワクワクすっぞ