新潟柔道闘魂列伝④東京学館新潟 猪俣秀和 〜越後が生んだ最恐守護神ガーディアンオーク〜
前回に引き続き、
僕の故郷・新潟での柔道界に名を残す柔道家に照準を合わせていきます。
何を隠そう僕は中学生時代に柔道部に所属していました。
多感な時期ということもありますが、
柔の道を歩み続ける中で経験できたことは
間違いなく今の僕を形成している大事な一部分でもあり、ルーツの一つだと感じています。
例えば、
① 現実や勝負への厳しさ、
② 目標に向けて努力すること、
③ 半殺し上等!生死の危機を乗り越えるパワハラ耐性、
など生きるための力を身につけることができました。
このシリーズは、
そんな僕を形成してくれた
新潟柔道界を彩る最強柔道家たちをご紹介していきます。
彼らが残す闘魂が未来の柔道家達に伝承される一助になればと思います。

シリーズ4回目はこの方!
東京学館新潟 猪俣秀和

新潟柔道を語る上でかかせない超人柔道家です。
全盛期は、
ハンガリー国際、東アジア選手権 優勝
講道館杯、体重別選手権 2位、
団体世界柔道 優勝
更には全日本選手権に11回も出場されている実績がある紛れもない猛獣超人でもあります。
階級も100kg超で猛獣達がウヨウヨしている畳の上で戦い続け、新潟柔道界の巨星的な方です。
進路は白根北中→東京学館新潟高校→東海大→セコム上信越→東京学館新潟教職ということで
キャリアのほとんどが新潟で活動し、
2000年代から2010年代にかけて新潟柔道界のメンツを保った守護神でもあります。
まぁ、いつの時代も何処の組織もメンツが大事ですからね。
猪俣さんの全盛期は柔道が面白い時代でした。
内柴正人、泉浩、石井慧らを中心に世間を色々な角度で賑わせてくれた
偉大な柔道家たちを排出した黄金期でもあります。
猪俣さんは新潟県民らしくそういった方面では活躍せず、
誠実で真っ直ぐな姿勢で柔道に取り組まれていたことが
お写真の雰囲気から推察できます。
前回記事にした西潟さんもそうですが、洒落っ気なし、小細工なし、地味な正統派スタイルが新潟県民スタイルですよ。
僕は猪俣さんとは4つ離れていることから接点は全く無く、
中学時代に高校生と同じ大会に出場した時、
当時、新潟では最恐の野獣軍団が東京学館新潟でした。
その中核にいらっしゃったのが、猪俣さんだったので
僕でも名前は知っていました。
東海大卒業後は、新潟柔道界では知らないものはいない
セコム上信越という警備会社に所属し活躍されていました。
こんな怪物みたいな警備員がいたら悪さできないっすよ。
今は母校の東京学館新潟で教職をされながらご自身も現役を貫いているという
新潟で強くなり、新潟の見本となる。
こんな獣を超えた野獣が身近にいると

練習の相手をしないといけない高校生達は、
朝から気分が悪いというこお気持ちはお察ししますが、
これを乗り越えることで
逆境に強くなるとでも自分自信に暗示をかけるなり、
何なりして乗り越えてください!
元気があれば何でもできる!

以上でシリーズ4回目の記事はこんな感じで!
猪俣さんとは直接面識がないので、話題がなくてすいません!
それでは今日はこの辺で!