ONE X 青木VS秋山 一夜明け考察(青木編) 〜現実は小説より残酷なり。夢は覚めたのか〜

今回は、ONE Xで行われた青木VS秋山戦の試合後等(青木選手について)を考察していきます。

まず、こちらの映像をどうぞ↓
試合直後の青木選手のコメントです。

これは悔しいっすよ。

そもそも、
今回の秋山選手との舞台を組むために、
青木選手は数年間周りを巻き込み
自身でも作りあげてきたからこそ、
今回の結果は本当に悔しいはずです。
アーティストが、
ずーっと前から完成に向けてきた作品を
作り上げることができず、
まとめられなかった。
これは、競技者としても演者としても辛いですね。

そして、

僕個人が選んだ
青木選手のベストパフォーマンスは、
↑このシーンです。
1Rのバックマウントからのチョークは競技者青木として素晴らしいパフォーマンスを感じました。
しかし、
このシーンは青木がTKO負けする直前のシーンです。
打撃のラッシュを受けたフラフラの青木に対して、
秋山が金網へ押し込まれながらパンチでぶん殴り続けます。
この瞬間も青木は顔を背けず、秋山の脚を取りに行ってます。
これはフツー中々できないですよ。
最後まで勝負を投げず、戦い続けたこの瞬間は競技者を超えた人間青木としてのベストパフォーマンスだと感じました。


そして、試合会場から宿泊先のホテルに向かう車では↓

家庭壊して、
一人ぼっちになって格闘技一本の人生を貫いた結果、
こんな残酷な現実が待っているとは誰も想像しなかったでしょう。
努力が報われるのも現実、
そして報われないのも現実。
僕も勝負の世界の厳しさを改めて痛感致しました。
青木選手は15年以上世界のトップファイターとして
格闘技業界を引っ張ってきましたが、
ここまでの道筋は順風満帆ではありません。
勝っている試合よりも負けた試合が印象に残るファイターです。
負ける試合で客の感情を揺さぶることのできる数少ない選手ではないでしょうか。

そして、天心にもタケルにもなれない。とのコメントを残していますが、
青木は青木真也という独自の物語を作っているのであり、
その物語の中に敗北というあらすじが必要なのではないでしょうか。

ここで、青木選手の試合を過去15年くらいを振り返ると、
DREAMでは、
ハンセン、マッハ、自演乙にハデにぶっ飛ばされ、

単身アメリカへ殴り込みに行った際も、
メレンデスに25分間殴られ続け、後のUFC王者アルバレスに瞬殺され

そして、ONEでも
アスクレン、フォラヤンなど王者達にもコテンパンにやられてきました。

青木選手は負けることで、
その後の格闘家キャリア、戦い方を修正してきました。
アメリカでボコられたからこそ、
世界一の夢を諦めることができ、
北欧の市場ではなく、
アジアの市場で活躍できましたし。

何より、
我らがDREAMの延長戦
今日の秋山戦を作り上げたのです。

昨日書いた記事に秋山の試合後インタビューを載せていますが、

もう一回あるかもしれませんね。
夢の続きが。

ひとまず、
これにてDREAM延長線
青木VS秋山シリーズは一旦終了と致します。

また、2人の試合が近づいてきたり何か面白い動きがあれば
記事にしていきたいと思いますので、
お付き合い頂ければと思います。

ありがとうございました!