RIZIN34 出ました!開幕2ベースヒット!ジャッジ(他人)に結果を委ねることについて考えよう


昨日3月20日『RIZIN34』が開催されました!
前回の試合予想と一緒にご覧頂けたらと思います↓


前回も書いた通り、
RIZIN34は全16試合、そのうち半分がキックの試合です。
総合に出場する選手も突出しているスター選手がいないこともあり
何だかなぁという気持ちでPPV(5000円)を購入しました。
払う価値あんのかなーなんてセコい気持ちもありましたが結果としては神興行!

試合結果の前に総括をしていきます。


①オープニング 〜15年止まっていた佐藤大輔氏作品の続編〜

RIZINが前身Prideと同じ34回に到達しました。
興行前まではPrideとの関連性は一切出ていませんでしたが、
オープニングで炸裂しましたね。
15年前、Pride34のオープニングと同じ演出で興行を彩りました。
佐藤大輔氏の15年前の作品の続編を見ているようです。

まずは15年前、PRIDE34のオープニング映像からどうぞ↓

こちら上記動画の15年後、RIZIN34のオープニング↓

15年前と同じ演出です。
これは意表をつかれましたがサイコーでしたね。

映像に使われている曲
RamonesのDo You Remember Rock ‘n Roll Radio?が映えるいい作品でした。
佐藤大輔氏ごっつあんです。

②前半キックの試合がほぼ全て1RKO決着
RIZIN34の対戦カードを見ると、

前半戦はキックの試合が中心です。
6月のタケル天心戦のメガイベントに向けて、
RIZIN側もキックの選手を査定する必要がありますが、
総合のイベントで、どうなんだろうという声も多数聞かれていましたが、
結果としては、非常に見応えのある内容でした。

なぜならキックの試合のほとんどが1RKO決着!
僕はあんまりRIZINでのキックをしっかり見ていませんでしたが、
印象残るKOシーンがポンポン出て、
試合の運行も早い、早い。
2時間で9試合を消化するという非常に段取りが良く、
見ているこっちもストレスなく見れました。

こういうペースであればRIZINでキックの試合もありかと。

③試合結果・内容(後半戦のみ)

第11試合 大原樹理 ○  vs. アキラ  ✕ (判定)

打撃VS組みの展開。
打撃でダメージを追わせたい大原選手に対して投げて抑えてポイントを取りたいアキラ選手。
序盤、アキラ選手の四つ組に対して大原選手、長身を活かし四つ組ではせめぎ合い若干大原選手有利と思いました。

しかし、タックルでアキラ選手がテイクダウンに成功。そして抑え込む。
いつもの塩漬けペースです。
そんな感じで1,2Rの試合ペースはアキラ選手がリードしていましたが、
ちょいちょい大原選手のテンカオやパンチがヒットしていました。
3Rは大原選手の打撃ラッシュでアキラ選手が一瞬ぐらつく場面も、
アキラ選手も組み付いて、ペースを強引に持っていく。
決めてもなく試合終了となりました。

判定は大原選手の2−1勝利。
RIZNIはダメージやアグレッシブ度が判定基準として扱われるので、
アキラ選手のように投げて抑えて塩漬けにするだけではポイントとして認められません。
大原選手のように、どんな形でもダメージを与えてKO・一本を狙い肉という姿勢が重要です。
まぁ修斗やパンクラス、ONEの判定基準であればアキラ選手が勝利していたと思うので、
判定に対して文句を言いたい気持ちはわかりますが結果は結果ですからね。


12試合 北方大地 vs. 村元友太郎

フライ級の一戦。
村本選手のスピードある打撃を注目していましたが、
相手はパンクラス王者の北方選手。
1R村本選手の打撃も北方選手には冷静に見極められて北方選手テイクダウンに成功。
村本選手の動きはマネル・ケイプの様な動きが見られて懐かしい気持ちになりましたが、
相手は格上の北方選手です。中々、有利な体制にはもっていけず。

2R以降も北方選手、テイクダウン、バックマウント等でしっかり抑えてダメージを与えて、
北方選手の判定勝利。
RIZINも今年はフライ級のトーナメントも視野に入れているとのことで、
今後のフライ級戦線も楽しみです。
迫力は劣るかもしれませんが、スピード、技術などを楽しめるので、
格闘技玄人からは高い評価を得られるはずです。
RIZINにてこの階級を盛り上げられるかどうかは、選手次第かと。
大人しくて優しい選手が多いので、今後どの様に選手が盛り上げていくかが楽しみです。

第13試合 ストラッサー起一 vs. 阿部大治

新潟・豊高柔道部出身阿部選手のRIZINにて二戦目。
今回は適正階級のウェルターでの参戦。相手は格上のストラッサー選手でしたが、

阿部選手、パンチでダウン、内股、大外、小外でテイクダウンなど、
豪快さと見ごたえのある投げ技を決めるなど柔道を上手くMMAに適応させている印象です。

ストラッサー選手に上を取られても、パワーでスイープするなど
ウェルターでの日本人離れした身体の強さを見せつけました。
3R全体通しても、阿部選手有利な体制で見事ストラッサー選手から判定勝ち。

今後の期待できるカードは、RIZINでは木下選手。
ベラトールでは強豪外国人との試合を楽しみにしています。

第14試合 中村大介 vs. 山本空良

UWFの魂を引き継ぐ 永遠の中二病 中村選手と
UWFの血を引き継ぐ 山本喧一氏の息子さん空良選手の試合です。
Uの遺伝子を継ぐもの同士の試合で、往年の格闘ファンからすると堪らない一戦となりました。
まさかUWF同士の一騎打ちを令和のRIZINで見れるとは誰も想像できなかったでしょう。

試合内容は、空良くんがところどころ打撃でポイントを当て、
中村選手も得意の腕十字の形に入りそうだったところで空良選手何とか防ぐ。
試合の映像が出たらチェックしてもらいたいのですが、
グラウンドの攻防時に少し出るんですよ。あの回転体の動きが。

これを見れただけ色々思うことがあるオジさん格闘家ファンは満足なのではないでしょうか。
結果は空良選手の判定勝ち。まぁ、どっちもそんなに差はないのですが。
渋めのプロレスリングごっつあんです。

第15試合 皇治 vs. 梅野源治

RIZIN34終了後、一番ホットな話題となった一戦です。
確かにミドルを当てていた梅野選手が判定では有利かなとも思うこともできますが、
結果はドンドン前に出てパンチを当てている皇治さんの判定勝ち。
皇治さんが得意のインファイトに持っていく場面で、梅野選手が組み付いたり印象が良くなかったのでしょう。
3R 皇治さんがパンチでダウンをとっているにも見えますし。

残念ながらムエタイ選手はキックには向かないんですよ。
肘、首相撲が禁じられるとキックでは厳しいです。
接近戦になると、すぐ組んじゃう癖は治すの難しいですよ。
K1でもムエタイ選手は失敗しているケースが多いですからね。

試合後、梅野選手は審判団に苦言を呈しています↓

ここまでくると梅野選手が色々と勘違いしすぎて面白いっすよ。

早速、興行終了後の榊原さんやSNSでの他選手の意見が流れていますが、僕も彼らと同意見です。
判定まで持っていくということは、勝負を他人に預けるということです。
そこに異論は不要かと。
スプリット判定負けした選手は皆、腹ん中はそう思っていても
潔く受け入れることが大事です。

そもそも判定が嫌なのであれば3分3Rで決着つければいいんじゃないでしょうか。
それは格闘技だけじゃなく他のスポーツでも同じです。
人が人を裁きます。
判定に絶対的なことは、あってないようなもの。
それが不服であれば、自分の手で勝負を決めるべきです。
梅野選手は日本人でありながらムエタイ世界王者にも上り詰めた偉大なファイターです。
今回の発言で自分自身の格を下げてしまっている気がするのは私だけではないと思います。


20年以上前ですが、世紀の誤審の一つ
シドニーオリンピック柔道100kg超級決勝戦
我らが篠原信一 大先生も誤審があった試合後の会見にて、
『弱いから負けた』と言葉を振り絞った潔さはお見事ですよ。

そして、今回も見事新たな話題作りに貢献された皇治さんですが、
6月に向けて60kgトーナメント開催をマイクでアピール。
K1、RISE等他団体の選手での開催となったら楽しみです。

毎度、試合は見栄えしませんが話題は作る。
今回は2ベースヒット!
バッティングによるホームランを少し期待していましたが、
6月トーナメントするとなると出るんじゃないですかね笑笑

第16試合 弥益ドミネーター聡志 vs. 萩原京平

1R開始早々、萩原選手のバックスピンキックで体制を崩したドミネーター選手へ
踏みつけまでの見せ場を作れましたが、


その後は体制を取り戻したドミネーター選手が組んで
あれよ、あれよの内に三角ポジションへ移行。

腕ひしぎ三角固めで腕を極めてドミネーター選手の一本勝ち。
序盤のシーンはもしやと思いましたが、結果はドミネーター選手の圧勝です。
萩原選手は打撃はそれなりにできますが、組み、寝技はザルです。
RIZIN出れるレベルの選手ではないですね。はっきりいっちゃうと。

RIZINレベルになると、打撃のみや寝技のみなど
一つのことだけできても全く通用しません。
ここ数年で一気に知名度を上げることができた萩原選手ですが、
実力と知名度が釣り合っていません。
榊原さんも言っていますが、萩原選手はRIZINだけでなく
DEEP、パンクラス等の団体でもっと試合経験を積んで下地を作ったほうが良いと思います。
急がば回れという言葉がありますが、まずは身の丈に合うことからコツコツやっていくべきかと。
平本選手の記事でも似たようなことを書きましたが、
選手としてのの価値(強さ)が知名度に釣り合っていません。

これは、ファンにも早い段階で気づかれてしまうと、一気に冷められてしまいますよ。
萩原選手は2年くらい前にアマチュア修斗で一本負けしている実績からみると、
今現在のように飛び級してしまうことが問題かと。

試合結果については以上になります。
今回は一番の盛り上がりを見せたのは、
試合後の梅野さんによる審判団への苦言ではないでしょうか。
試合内容ではなく、試合後のインタビューで盛り上げを見せるなんて流石!

④これからのRIZINに期待していること

さて
RIZINは、
毎回試合だけでなく、色々と問題を残してくれます。
その残った問題を試合後のツマミとして味わいます。
それが贅沢なRIZINの召し上がり方です。

次回のRIZINは4月16,17日の2日間連続興行です。
対戦カードもトリプルタイトルマッチが組まれてますが、
まーた何か問題が起こる匂いがプンプンしますね。
でも、問題を起こしてこそがRIZINです。
キレイに終わる興行ほどつまんないものないっすよ。
今後も天下の博奕打ち榊原伸行氏が起こす榊原マジックを楽しみにしつつ、
オープニング映像での意気込みどうり『未踏の大地を歩く姿』を傍観していきます。

おっとそうしてる内に、あの人が色々内部事情を暴露しています。

話題がつきないことは良いことですね!
次回もお楽しみに!