STAY HOMEのお供に② ドラゴンクエスト11s
今回は、前回好評だったSTAY HOME特集の続編を書いていきます。
ちなみに前回の記事はこちらです↓
前回は、より楽しくお家時間を過ごす方法をランキングでご紹介致しました。
読者の方から好評だったため、ご紹介した神器の魅力を更に詳しく書いていきます。
まず第一弾として見事ランキング1位を獲得した『ドラゴンクエスト11s』から解説致します。

ドラクエ11sはキャラクターの個性やゲームシステム、やりこみ度に関しても評価が高かったのですが、
何よりストーリーが素晴らしかったので、私が特に印象に残った名シーンをランキング形式でご紹介していきます。
※なお、ネタバレを含みますので、まだクリアしていない方はお控え下さい。
3位 『カミュとの出会い → オープニング』
ストーリー序盤、勇者の血が流れている主人公は、勇者を殺そうとしている悪い王様によって、
城の牢屋にブチ込まれますが、牢屋の中で今作で相棒となる謎の少年(カミュ)と出会い一緒に脱獄する事になります。

脱獄中、彼は素性を明かさず行動を共にしますが、道案内だったり敵をやっつけてくれたり頼れる兄貴分として助けてくれます。
結局、城の兵士に見つかり追い詰められて、イグアス川の滝の様な所からダイブして逃げるというハリウッド映画並みの
荒療治をさせられて、本作のオープニングムービーに突入するという粋でシビれる名シーンを3位にしました。

最初は、フードを被り怪しい風貌でしたが、

飛び降りる寸前に自己紹介があり、

崖から紐なしバンジーという荒療治で事無きを得ました。
そして、オープニングムービーという流れです。この映像は、グラフィックが綺麗で過去シリーズの中でも一番カッコいいです(^^)
2位 『真エンディング』

栄えある第二位は『真エンディング』です。
本作の真エンディングは、世界の平和を守ったという、よくある結末だけでなく、
最後の最後に突如、シリーズを超える大どんでん返しが待っています。
本作は2017年に発売された『11』番目のドラクエですが、
実は30年以上前に販売された『ドラクエ1』に繋がっているという爆弾エンディングだったわけです。

真エンディング中に、突如11の勇者である主人公が愛用していた『勇者の剣』を1の主人公である勇者が竜王との決戦に使用するという衝撃的なシーンが描写されます。
更に、真エンディング中、偉い竜の女王が現れて、あなたは勇者ロトだ!ロトとして人々に語り継げられる!的な事を言われ、
11の主人公がドラクエの世界では、徳川家康の様な歴史上重要人物だったと判明し驚きました。
更に、その竜の女王は次から次へとカミングアウトします。

自分が将来、1のラスボスの竜王になる事、
3のラスボスのゾーマの名言『光もあれば闇はある』的な事を呟いたり。
この竜の女王が後のシリーズのラスボスなのではないかと考えてられます。
そして、ドラクエ11のサブタイトルは『過ぎ去りし時を求めて』ですが、
真エンディング時に、賢者セニカ様が、過去へタイムスリップし勇者ローシュが暗殺される前に再会するという感動的なシーンもいいと思いますが、
そもそも本作が初代に繋がっていくという事が制作陣の最も狙いだったのでは、ないかと考えられます。
つまり、解説すると
ドラクエシリーズは、
1、2,3が ロトシリーズです。
細かい時系列的には、
3→1→2 という流れですが、ここに
11→3→1→2という新たな歴史が生まれた瞬間でした。
ロトシリーズは約30年前に完結していたと思っていましたが、突如大どんでん返しがありました。
過去へ戻ったり、過去の歴史の事象がストーリー上、関係するので映画『バックトゥー ザ フューチャー』に近いかもしれないですね。

1位 『ベロニカの死』
見事ランキング1位を獲得したシーンは仲間ベロニカの死です。
ベロニカは序盤から妹セーニャと勇者を守る賢者一族の使いとして仲間に入ります。
ストーリー上では攻撃的な性格で、魔物だけでなく街の住民とも喧嘩しまくり、偉い人にも意見をズケズケ放つツンデレキャラです。

しかし、ストーリー中盤に魔王ウルノーガに仲間全員がやっつけられてしまい、
仲間全員が殺されそうな時、ベロニカは自分以外の仲間をバシルーラ的な魔法で逃し、
ベロニカ自身が身代わりになって魔王に殺されてしまいます。

それから、ベロニカの死が発覚するのは結構あとのほうです。
魔王に世界が崩壊された後、主人公は飛ばされた仲間を一人ずつ探し、最後にベロニカとセーニャ2人の地元に訪れ、
ここで他の仲間同様、ベロニカが仲間に合流すると思わせておきながら、いきなりベロニカの亡骸を見つけるという衝撃的なシーンでした。

私は、最初この出来事に対して、何かのドッキリだろう。どうせストーリーを進めていくと生き返るんだろうと高をくくっていましたが、
ベロニカの葬式を行い、妹のセーニャがバッサリ髪の毛を切ったり、ベロニカの呪文を使えるようになる、極めつけにスキルパネルまで
ベロニカの物を引き継ぐという現象で、これはマジなんだと悟りました。


これまでのドラクエシリーズでは仲間が病気になる、誘拐される、女の尻を追いかけて離脱するなど
様々な経験をしてきましたが、仲間が死ぬという事はなかったのでショックが大きかったです。

その後、魔王ウルノーガを倒し、世界の平和を取り戻し、神様っぽい方から何でも願いを叶えてやると言われ、
主人公はベロニカを生き返すという望みをお願いしました。
神様っぽい方から、生き返す事はできないけど主人公のみを過去へタイムスリップする事になります。
そして、ベロニカが死ぬ前に戻り、人知れず魔王からベロニカ及び仲間を助ける作戦を実行します。
ここで、これまでの伏線を一気に回収していきます。
決戦前日①
ベロニカは魔王との決戦に向けて旅立つ前、神殿で主人公を守るための覚悟を決めていた。



決戦前日②
決戦前夜に、ベロニカはセーニャに自分が死ぬ事を示唆する発言をしていた。




その後は、未来からきた主人公は魔王一味の闇討ちを切り抜け、返り討ちに合わせるという事に成功し、
ベロニカ及び仲間を助け一件落着となります。
以上が、ドラクエ11sでの印象に残った名シーン3選となります。
是非、残り2週間くらいの緊急事態宣言中、お家時間をより楽しめる様なお供としてドラクエ11sを楽しんでみて下さい。
あと、今月27日12時から(2021/5/27)ドラクエ35周年記念特番が放送されます。
https://www.dragonquest.jp/dq35th/
巷では番組中にドラクエ12が発表されるのでは、ないかと噂されています。
12時に始まり、
画面上のモンスターが12匹いる。
これは、12の発表しかないじゃないですか!
是非、この発表会もお家時間のお楽しみに入れて頂ければ幸いです。
次回は、Audibleで私が聞きまくっているラジオ『放送室』について書いていきますので、お楽しみに。
あと、オンライントレーニングも20分無料体験募集しているので、ご興味ある方は問い合わせフォームからご連絡お待ちしております。